内臓脂肪レベルとは
皆様こんにちは! 平間駅より徒歩1分にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です! 最近、内臓脂肪レベルというワードが注目されています。 内臓脂肪は蓄積し過ぎると、様々な悪影響がありますが、逆に不足してもよくありません。 そこで本日は、内臓脂肪レベルについてお話をしていきます。
目次
内臓脂肪とは
内臓脂肪は、その名の通り胃、腸などの臓器のまわりにつく脂肪のことです。 体のエネルギーが不足した際に素早くエネルギーに変換される脂肪で、言わば普通預金のような性質を持っているエネルギー源となります。 皮下脂肪との違いは、脂肪がつく場所や体内に蓄積されやすさなどが挙げられます。
皮下脂肪は体内に蓄積されにくい反面、一度ついてしまうと内臓脂肪よりも落とすのが難しいという部分も覚えておいて下さい。
内臓脂肪レベルとは
内臓脂肪レベルとは、内臓脂肪の蓄積の状態を表したものです。 ご自身の体にどのくらい内臓脂肪がついているかが1、2、3……などの数字で表示されます。 内臓脂肪レベルの判定基準は、以下の通りになります。
9.5以下(標準) | 内臓脂肪蓄積のリスクは低い |
10.0~14.5(やや過剰) | 運動やカロリー制限等によって、標準レベルを目指すことを推奨 |
15.0以上(過剰) | 運動やカロリー制限を積極的に行い、減量する必要がある |
一例として、内臓脂肪レベル10は内臓脂肪面積(体の断面積に占める脂肪の面積)にするとおよそ100平方センチメートルになり、内臓型肥満と判定されます。
内臓脂肪を減らすための生活習慣の改善
年を重ねると食べる量は変わっていないのに太りやすくなった気がすると感じ始める人もいます。 これは、加齢に伴って基礎代謝量が低下することで、内臓脂肪が付きやすくなるためです。 内臓脂肪は、ぽっこりとしたお腹や内臓脂肪型肥満の原因になるものの、衝撃から内臓を守る、内臓の位置を正常に保つなどの役割もあり、人間の体になくてはならないものです。 また、脂肪細胞にはアディポネクチンやレプチンの分泌という大切な役割もありますが、内臓脂肪が増え過ぎるとアディポネクチンの分泌量が減ったり、レプチンの感受性が低下してしまい、体重増加、高血圧、高血糖、動脈硬化の促進、血栓ができやすくなるなどのデメリットが生じるため、適正値を保つことを心がけましょう。
内臓脂肪を減らすための運動
内臓脂肪を減らすためには、バランスのいい食事を心がけつつ、タンパク質を増やし、脂質や炭水化物を減らすことを心掛ける必要があるほか、特におすすめなのは、有酸素運動を1回30分程度続けることです。 また、有酸素運動にプラスして、筋トレを行うのも良いでしょう。 さらに内臓脂肪を燃焼させるためには、基礎代謝を高めることが大切になりますのでここも押さえておきましょう。
睡眠不足が内臓脂肪に与える影響
睡眠時間が短くなるとレプチンとグレリンというホルモンのバランスが崩れてしまうため、食欲が増してしまいます。 睡眠時間が短い=起きている活動時間が長い、ということになりますので、我々人間の体は活動のために必要なカロリーを摂取しようとするのです。
本日のテーマはいかがでしたか? 内臓脂肪は人間が生きていく上で欠かせないものですが、多過ぎると内臓脂肪型肥満となり、生活習慣病リスクを高めてしまいます。 特に内臓脂肪レベル10以上になると内臓脂肪型肥満となり、カロリー制限や運動によって標準値に戻すことが推奨されるため、これを一つの目安にし、運動やトレーニングを取り入れてみると良いでしょう。
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